外部の大学院受験で準備する4つのこと
外部の大学院を受験する場合、以下のことに気をつけましょう。
情報の収集
まず、大学院を受験する上で、志望校の決定、志望動機を固めるために、いろいろな学校の情報を収集することが必要です。
情報を得るには、大学院のパンフレットの入手、ネットの利用、入試課への問い合わせ、オープンキャンパスなどで開催される説明会への参加などを行いましょう。
実際に通っている大学院生を紹介してもらうなど、学生からの情報は大いに参考になります。
募集要項および入学願書の収集
志望校が決まり、志望動機が固まったら、募集要項および入学願書を手に入れることが必要です。
大学院によっては、試験の二か月前に募集要項が用意されるので、入試までの準備期間が短くなってしまう場合があります。
直前になってから出願条件を満たさないことが分かると、受験校の選びなおしに苦労するので、気をつけましょう。
こんな事態を防ぐためには、前年度までの募集要項を入手し、確認しておいたほうがいいでしょう。可能であれば、過去問も手に入れておきましょう。
過去問の入手
入試課に出向いたり、入試課の職員に電話で問い合わせると、過去問を見せてくれる場合があります。
この場合、コピーを許可されるケースが多いようです。
入試問題を手に入れるために、オープンキャンパスなどを積極的に利用することを考えましょう。
教授とコンタクトをとる
入学後に指導を仰ぎたいと思っている教授に、研究に対する疑問点や大学院のカリキュラムなどを個別に相談・質問するために、研究室訪問を行いましょう(ただし、学内進学であれば、これは不要になるかもしれません)。
研究室訪問をするのは、みなさんの研究が指導可能であるか、研究内容の不備を磯認してもらうためです。また、大学院の研究宣がどんな様子なのかを、自分の目で確かめるためでもあります。
訪問の前には、研究室が訪問を許可しているか確認しましょう。可能な場合でも、事前にメールや電話でアポイントを取るのがマナーです。
なお、研究室訪問しても、まだ研究テーマが見つかっておらず、漠然とした質問しかできないのは、印象が悪くなります。研究テーマと内容を決め、質問を整理してから研究室を訪問しましょう。